生産者 伊藤孝洋

生産者の伊藤孝洋(いとう たかひろ)です。

私はこの笠間市日草場で
10年前から自然薯「やまのいも」づくりに取り組んでいます。

この地域は昼と夜の寒暖の差が大きく
自然が多く残る里山で、「やまのいも」づくりに最適な環境です。

私の自慢の「やまのいも」の成長過程をみてください。

※写真をクリックすると大きく表示できます。

# 生産者 伊藤孝洋

完熟堆肥を作る施設

# 日草場地区の畜産農家の牛糞で完熟堆肥を作る施設です。
地域で出た糞尿を地域の畑に戻すことも
これからの農業や環境保全には必要なことと考えています。

堆肥

# 完成した堆肥は土のいい香りがします。

堆肥

# 有機肥料をたっぷりと使用し、
化学肥料は使用しません。
「食物は土が育てる」を信条に
健康的な土づくりを目指しています。

堆肥

# 地下(1m下)の雑菌の少ないきれいな山砂と
堆肥を入れた畑に木枠の溝をつくり
種芋の育ちやすい環境を整えます。

種芋の植え付け

# 5月から6月にかけて種芋の植え付けをします。
ひとつひとつ手で行います。
少し伸びてきたツルをネットに絡めると
数日で元気に伸びて葉を茂らせます。

やまのいもの若葉

# やまのいもの若葉です。
タテに長いハート型をしていてとても可愛らしいです。
太陽の光をたくさんあびて
この葉がやがてどんどん緑色を濃くしていきます。

畑

# 7月になると随分葉が茂ってきます。
この頃から虫との戦いが始まります。

畑

# 8月はかなり葉の緑が濃くなりました。
今年の酷暑にも負けることなく
すくすくと成長していました。

むかご

# この写真はむかごです。
やまのいもは花につく種と、地中のいもの他に、
このむかごを蒔いても育ちます。
過酷な山の中でも子孫を残そうとする植物の神秘です。

花

# 9月にはユキヤナギのようなきれいな花が咲きます。
ユキヤナギと違って上に向かって咲きます。

虫

# 充分に成長した葉を食べにこんな大きな虫も現れます。
きっとやまのいもの葉が美味しいのだろうけれど
葉がなくなるといもも育たなくなってしまいます。
かわいそうだけれど手でとって退治します。
(注:虫の嫌いな方は写真を大きくして見ないでください)

試し堀り

# 試し堀りをしてみました。
いもを傷つけないように慎重に回りの土をどけていきます。

堀り

# 今年は充分な太陽のおかげて成長もいいようです。

初収穫

# 10月の初収穫。
思っていたより大きく成長していました。
今年も自信をもっておすすめできます。

伊藤夫妻

# 笠間方面にいらしたときは、ぜひお立ち寄りください。
やまのいもは和食はもちろん、洋食や中華にも合います。
いろいろな食べ方を試してみてくださいね。


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